商工会・商工会議所向けセミナー

経営支援担当者セミナー (経営指導員セミナー)

 

    テーマ:パーソナル・サービスによる経営支援


    ポイント

 

     ・マネジメントにフォーカスする旧来の経営支援から、「人」(経営者)にフォーカスする
      経営支援への転換を図ります。

      これが「パーソナル・サービスによる経営支援」の基本的な考え方です。

     
     ・経営も経営支援も人によって営まれています。人が人を支援する原点は、両者
の人間
      関係・信頼関係の構築です。この関係が不十分では、満足できる経営支
現の実現は
      不可能です。

     ・今までは「経営支援はマネジメントで解決しなければならない」という思い込みが強すぎた
      と思います。経営支援担当者(支援者)研修のほとんどがマネジメン
トの学習に割かれ、
      支援者自身(人)にかかるテーマはあまり取り上げられなか
ったはずです。

     
     ・マネジメントの知識がなくても、中期的に高い業績を上げている経営者が多く存在します。
      支援者も同様です。マネジメントの知識は仕事を進める必要条件の1つにはなりますが
      絶対条件ではありません。

     ・経営者(特に若手経営者・後継者)からはマネジメントは苦手で学習が続かないという声が
      聞こえてきます。
      苦手だから学習しない。学習しないことが当たり
前になり、勉強不足が習慣として定着す
      る。同様のことは、支援者にも当ては
まるようです。早急にこの悪循環を断ち切らなければ
      なりません。

     ・大企業では、さまざまな人が係わっていますので行動規範としてのマネジメントが最優先され
      ます。小規模事業者の経営や、商工会の行う経営支援は大企業
の真似をする必要はありませ
      ん。
  
     ・「人 vs マネジメント」の経営支援から「人 vs 人」に軸足を移す。
      パーソナル・サービスによる経営支援は、「人 vs 人」を最優先する経営支援です。

      伴走型経営支援の考え方も同様と考えます。

     ・経営支援の入口は、経営者の本音を聴きだし、本音で語り合うこと。経営者が口に出したくな
      い「悩み」まで引き出さないと経営の実態が見えてきません。

      信頼関係を構築すれば経営者は本音で語り始めます。「やる気」を引き出すこともできます。
      お互いが理解し合えば心が開き信頼関係が構築され、経営者と支援者との繋がりが強化されま
      す。

     ・今まで、マネジメントという「鎧」が両者の繋がりを遮断してきました。経営支援は、まずマ
      ネジメントありきだという姿勢が、経営者との信頼関係構築に大きな壁になっていました。

     ・経営支援にはマネジメントの知識も必要ですが、まず「人」、マネジメントは人を補完する
      1つの手段(ツール)にすぎないという基本認識が必要です。

     ・パーソナル・サービスによる経営支援は、さまざまな経営課題をマネジメントの力ではなく
      「人の力」(1人1人のパーソナル)で解決し、支援者の成長を図り
ながら経営支援の成果を上
      げることを目指しています。

     ・支援者の人間的成長と経営支援能力は比例するという認識に立った経営支援です。


    対象

 

     ・商工会・商工会議所の経営指導員、経営支援に携わる職員の皆さん

 

    時間

 

     ・6時間

 

    カリキュラム

 

  •     ① 経営の主人公は「人」である (1.5時間)

     ・小規模事業者の業績は経営者の「意欲」で決まります。マネジメントという知識のレベルで決ま
      るのではありません。

     ・経営支援の軸足をマネジメントから人に移す。今日までの発想の転換が必要です。

     ・経営者や支援者の意欲を駆り立てるものは何か。意欲を駆り立てるものは1人1人異なりま
      す。それがパーソナルです。

     ・パーソナルの正体は何か。パーソナル・サービスとはどんなサービスか。旧来の経営支援と
      比較しながら、パーソナル・サービスによる経営支援の全貌をお伝え
します。

     ・併せて、パーソナル・サービスによる経営支援が求められている背景をお伝えします。

 

  •     ②マネジメントという「鎧」を脱ぐ (1.5時間)

     ・マネジメントの知識を押し付けても経営者は動きません。心を動かすのは人(パーソナルの深
      さ)です。支援者のパーソナルの深さが経営者の心を動かします。

     ・パーソナルをどのように深めるか具体的に説明します。誰でもその気になれば実行可能な取り
      組みをお伝えします。

     ・併せて、パーソナルを深めることの「意義」や「成果」について、仕事だけではなく日々の生
      活に現れるさまざまな変化についても理解を深めて頂きます。

 

  •     ③パーソナルを経営支援に生かす (2時間)

     ・マネジメントという鎧を脱ぎ捨てると視野が広がります。マネジメントの枠組みから逃れ、独
      自の発想ができるようになるからです。

     ・1人1人のパーソナルは希少価値であり、戦略の構築に大きな役割を果たします。マネジメン
      トの知識がなくても、パーソナルでその構築が可能です。

     ・パーソナルを戦略にどのように生かすか、転換するのか。さまざまな事例を紹介しながら、
      手順を追って具体的に解説します。

 

  •     ④パーソナル・サービスによる経営支援は、経営支援の「原点」である (1時間)

     ・マネジメント偏重の経営支援から経営者にフォーカスする経営支援への転換は、ドラスチック
      な変化をもたらします。その変化を1つ1つ確認しながら、新しい
第一歩を踏み出す決意をし
      て頂きます。

 

 

 

 

経営発達支援計画認定後、商工会はどこに向かうのか

      要 旨:3年後の商工会存続条件とそのあり方を探ります

 

       ・「一強九弱」時代を迎えています。
        小規模事業者の業績不振、経営者の高齢化、後継者難など、商工会が抱えているさまざ
        まな課題は、今後、さらに深刻になっていきます。
        職員の減少、商工会間の格差も徐々に表面化します。

       ・経営発達支援計画の遂行にも、厳しいチェックが入ります。また、商工会の実力を掌握し
        た国が、次にどのような一手を考えているか非常に気がかりです。

       ・「企業は人なり」は、商工会においても変わりはありません。商工会の土台は「人」(職員)で
        す。
        いかに職員の自覚を促し自発的な行動に繋げるか。土台を盤石にする取り組みは最優先
        しなければならない喫緊課題です。

       ・旧来の商工会運営のあり方に抜本的な改革が求められる事態になってきました。

       ・3年後、2020年(平成32年)向かって商工会のあり方と存続条件を探ります。

 

     対 象:商工会長、役員、事務局長 (単会:役職員)

 

     カリキュラム (2~3時間)

 

       ・「一強九弱」時代の到来で、小規模事業者・商工会を取りまく環境が激変します。

        一強九弱の概要を述べ、その基本的な対応を明らかにします。

       ・国は「経営発達支援計画」で商工会の実力を把握します。
        「小規模事業者持続化補助金」などで小規模事業者の経営実態の概要も把握します。
        これらの実態把握は何を意味するのか、どんな目的があるのか。今後の商工会にどのよう
        な影響をもたらすのか。さまざまな観点から3年後を考えます。

       ・経営発達支援計画を「軸」に据えた商工会運営を新しい視点から提案します。

        併せて、いかに職員の意欲を駆り立て、自発的な成長を促すか。今すぐ実行しなければな
        らない具体的な取り組みに触れ、理解を深めて頂きます。

 

以上