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コラム

2021/03/29
第13回 チャレンジの成功率は100%

糸のついた凧は、糸の長さを超えて飛ぶことができない。

糸の切れた凧は、どこまでも飛んでいくことができる。しかし、障害物に引っかかれば

すぐ落下する。

これが人生なら、どちらが楽しいのか。生きがいを見出せるのか。

それは、糸の切れた凧だ。

 

糸のついた凧は、動く歩道の上を歩む人生に映る。行先もほぼ決まっている。リスクは

ほとんどないが、夢のない退屈な人生に終わる。

糸の切れた凧は、常にリスクにさらされている。いつも落下の恐怖にさらされている

からである。しかし、うまく風に乗れば、どこまでも飛んでいくことができる。

夢が膨らむ人生である。

 

ぼくはチャレンジが大好きだ。

いつも身の丈をはるかに超えるチャレンジに挑み、悲喜こもごもの日々を送っている。

迂回に迂回を重ね、随分遠回りしたが楽しい経験を積んできた。楽しい経験は、年齢と

共に夢やロマンに変化していく。

そして、いつしかこの道をたどって行けば、まだ行ったことがない「新世界」にたどり

着けるような錯覚に襲われ…… いや錯覚ではないと打ち消しながら、未来を見据え

チャレンジを続ける。

 

失敗は山ほどしたが、落ち込んだ記憶はほとんどない。失敗も少し長いスパンで見れば、

次の成功の礎になり、次のチャレンジに繋がっている。このことを実感してから

「失敗は成功のもと」は、ぼくの当たり前の常識になった。

そして、いかなるチャレンジも失敗はない、と認識するようになった。

大きなチャレンジであればあるほど、結実するまでに時間はかかるが、予想だにしな

かった成果が得られる。このときの感動が忘れられず、さらに大きなチャレンジに向かう。

 

われわれはもっと大胆に失敗すべきだと思う。

もともと人間は間違いを起こす生き物である。みんな大なり小なり何回も失敗を繰り返し

ているはずだ。

チャレンジはゼロサムゲームではない。成功・失敗というものさしで判断してはならない。

チャレンジは「生きる姿勢」そのものだと考えるべきなのだ。

 

チャレンジしているときは行動が大胆になる。いつも先を見据えているから、取りまく

環境変化を機敏に受け止め、小さな変化にも対応ができるようになる。

そして、日常や仕事の「精度」が高まっていることを実感し、それが、自信に繋がっていく。

この自信が…… この小さな自信が、人の意見に惑わされず、失敗を嫌う化石化した

社会通念を取っ払い、自分の意見を貫き通す原動力になる。

そして、この自信がいつの間にか勇気に変わる。

 

人間は失敗を繰り返しながら成長して行く。

失敗して初めて知る真実もある。

科学の発達は試行錯誤の歴史だと言っても過言ではない。先人の数知れない膨大な失敗や

間違いの繰り返しから成し遂げられた。正に科学は気の遠くなるような失敗の上に築かれた

果実なのだ。「失敗は成功の母」なのだ。

 

われわれはもっと大胆にチャレンジして失敗を重ねるべきだと思う。失敗する勇気を持つ

べきだと思う。

しかし、多くの人は自分の失敗を隠そうとする。失敗してはならないという恐怖心が

心の中から離れない。自分を守るために、家族を守るために、会社を守るために、失敗しては

ならないという意識が強く働くからだ。

 

失敗がチャレンジ精神を育み、そのチャレンジ精神が自信と勇気を生み、新たなチャレンジに

向かわせ、活動の場も広がっていく。

今まで無縁だった新しいフィールドとの接点ができ、その接点から新しい人との出会いがある。

そこには新しい驚きと感動がある。

いつ落下するかも知れないというリスクは、人間を繊細にしてくれる。

一方、うまく風に乗り新世界にたどり着きたいという大きな夢(アンビション)は、人間を

たくましくしてくれる。

 

われわれにもっとも必要なチャレンジは「人生のチャレンジ」である。

チャレンジは失敗や間違いを苦にしない「愚直さ」を養ってくれる。

そして、何よりも人間の成長を促してくれる。

だから、成功率は常に100%なのだ。

 

 

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