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コラム

テーマ:大化け

2023/10/09
2)なぜ、大化けが奇異に映るのか

学校の成績が良くても、社会人になって成功するとは限りません。
日頃から、さほどの努力をしていなくても成功している人もいれば、懸命に頑張ってもうだつの上がらない人を、
あちこちで見かけます。
あまり優秀とは思えない人が、役員に抜擢されています。
1人1人が努力してもコントロールできないメカニズムが(社会の)どこかで働いているように思えます。

なぜ、努力しても報われない人を見かけるのでしょうか。
それは… 社会の動きと、われわれの頭の構造との間に、ずれやギャップが存在するからです。

なぜ、ずれやギャップができるのでしょうか。
また、そのずれやギャップを矯正する方法はないのでしょうか。


われわれは幼い頃から「科学」という画一的な教育を受け「科学的思考」を一貫して学んできました。
人間は1人1人違います。もともとばらつきがあり多元的な動物です。
でも、科学という「画一的な教育」を受けてきました。

                   1+1=2 水は水素と酸素の化合物
                   この真実は絶対です。ここに感情の入り込む余地はまったくありません。これが科学です。
                   科学の学習とは、われわれの周りに起こっているさまざまなな出来事を、すでに確立されている知識体系に沿って、
                   1つ1つ順序正しく学んでいく学習です。


社会人になってからも、学習と言えば仕事やビジネスの学習という認識でした。
科学を究めることが唯一つの学習だと認識し、ひたすら「知識」の修得に取り組んできました。
今も多くのビジネスマンは、科学一辺倒の学習にいそしんでいます。

                      ビジネスマンには、サラリーマン、中小企業経営者、個人事業者、一部のフリーランサーなどを含みます


小説を読む。例えば、川端康成の「雪国」を読んでも学習という認識はありませんでした。
自分と向き合ったり、自分の人生や生き方を考えたり、自分の内面を覗き込んだり… 
今まで自分自身のことを考えることの大切さを、あまり意識することはありませんでした。
つまり「科学」以外の取り組みを学習だと認識することは、今まであまりなかったと思います。

自分と向き合う時間が取れなくても、
真の自分を隅から隅まで知らなくても、
自分の未来や幸せをあまり考えなくても… 気にならず、
まず、仕事ありきが当たり前という常識に、何の抵抗も感じなくなっているように、ぼくには思えます。
いつの間にか科学という「殻」に閉じこもり、でも殻に閉じこもっている意識もなく(殻の中で)一度しかない人生を歩んでいる。
このような人を、あちこちで見かけます。

専門書に書かれてあるのは知識です。他人の知識です。
知識は仕事やビジネスに役立ちますが、いずれ忘れていきます。他人の知識だから忘れるのです。
自分のものとして身に付いていないから忘れるのです。
なかには、知識をより多く身につけることが成長だと勘違いしている人がいますが、知識を身に付けることと成長は別次元の話です。

今までのわれわれの多くが欠如していたもの、それは「科学以外の学習」に無頓着だったことです。
科学で凝り固まっているから科学で解決できないことに直面したとき、多くの人は自分には関係がないことだと言い聞かせたり、
無意識でスルーしています。

だから、大化けが奇異に映るのです。

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